「雪の下大根」は、甘くみずみずしく、食感はシャキシャキ!!
北海道函館市亀田地区で生産される「雪の下大根」はその名の通り、秋に収穫した大根に土をかぶせて越冬させ、真冬に雪の下から掘り起こすという、まさに雪の下に埋まっている大根なのです。
名前「雪の下大根」の由来は、平成15年に市場からの提案を受けて命名されたブランド名です。味は甘くて糖度はなんと7以上。通常の大根の糖度は5程度なので、糖度7はフルーツトマト並みの甘さ。食感はシャキシャキで水分たっぷり。その秘密は保存土中が常に0度ほどに保たれて凍ることがなく適度に水分が保たれ大根に含まれている成分の一つ「果糖」が低温で貯蔵することでより甘みが増す特性があり、みずみずしさと甘みが特徴の大変美味しい「雪の下大根」に仕上がります。
播種はお盆過ぎ、収穫は10月下旬から11月上旬。保存方法は抜き取った大根を並べてビニールで覆います。土は30cm程の厚さをかぶせて完了。出荷期間は12月上旬から3月中旬まで。冬場の換金作物として16戸の農家が取組み、ほぼ全量を札幌市中央卸売市場へ出荷しています。